にじかくれてみえず

てきとーかもです

UIのはなし ~ Dash Button と 宅配ロッカー ~

Dash Buttonで注文をする

前回の続きみたいな感じです。

早速ボタンを押して注文しました。注文の仕方はとてもカンタン。ボタンがひとつしかないからね。これを押すことしか操作ができない。

押す -> 注文 って感じで操作と動作が一対一で結びつく。

スマホと比較する

スマホっていうのは多機能である。多機能だから故に操作がたくさん必要になってしまう。 それと対照にDash Buttonは単機能であるからボタンがひとつ(UIがシンプル)になる。

機能の数とUIのシンプルさはトレードオフの関係にある。

なんでも単機能にしてUIをシンプルにすべきということではない。スマホが単機能に分割(電話のデバイス、メールのデバイス、文字入力のデバイス、、、)されたならば不便であることは言わずもがな。

UIなどは目的、誰が使うかなどを考えたうえで設計しなければならないと思った。

宅配ロッカーの話

amazonの受け取りに宅配ロッカーを使ってみた。

PUDOステーション (プドー・ステーション) | パックシティジャパン

前から一度使おうと思っていたのだが、なかなか軽いものを頼むことがなかったので、今回はリステリンだけで割と小さかったので使ってみた。 手順は

  1. 宅配業者がこのロッカーに荷物を入れてくれる

  2. 届け先の人にメールかなにかで暗証番号が2つ届く(私の場合は数字4桁が2つだった。みんなそうなのかな?)

  3. 暗証番号を打ち込む

  4. タッチパネルにサインをする

  5. 荷物を受け取る

ってかんじ。

暗証番号が2つのワケ

4桁の暗証番号が2つ必要な理由がよくわからなかった。 なぜ2つ?8桁ひとつだとダメなのかな?

ちなみに私が使ったロッカーには20個ぐらい荷物が入るスペースがあったと思うので。4桁だと

20/104 = 0.002

4桁*2つだと

20 / 104*2 = 0.0000002

になりますよね。 4桁でも500回の試行でようやく1回開く感じです。4桁だけでも十分有意だと思うのですがね? ここらへんの話は公式サイトには乗ってなかったので中のシステムが少し気になります

タッチパネルにサイン

これが使いにくかった。最近ではクレジットカードのサインをタブレットみたいなものにすることはよくあるので、そういうのには慣れてるつもりでしたが、これは違う。

cards.hateblo.jp ↑こういうのね

このロッカーのタッチパネルは地面からの高さが大体私の胸の付近(120cmとか?)にあって、地面に対して垂直に画面が付いていた。 暗証番号はこのタッチパネルでスムーズに打てたが、サインとなると別であった。

垂直に付いているタッチパネルにはもじがなかなか書きづらい。また指でサインをするのは意外に難しい。

上のクレジットカードのサイン端末では、ペンであり、かつ、水平な面に書くことができる。

文字を書く場合、ペンかつ、水平な面で書くほうが普段からそうしているようにやりやすい。これはUI設計のだめなところかなって思った。

あくまで私の主観であり、もしかしたら、地面と垂直な面に指で文字を書くほうが好きな人もいるかもしれないけどね。

まとめ

何が言いたいかっていうと、UIを作るときには、誰が、なんの目的でってことをよく考えて作らないといけないねってことです。

あと意外にリステリン重かったので普通に家に配達してもらえばよかった